体にいいものにこだわって! 悠々粋亭

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20160119心筋梗塞&脳卒中 徹底対策!

Last update 20160120
2016年 1月19日 ≪林修の今でしょ!講座≫より
心筋梗塞&脳卒中 徹底対策
    

1月・2月に急増! 心筋梗塞・脳卒中 予防&対策検定
「そもそも」編、「発症しやすい時間帯」編、「予防」編

お話は、心筋梗塞や脳卒中のスペシャリスト
池谷医院 院長 池谷 敏郎 先生


『そもそも』編

検定1:心筋梗塞・脳卒中は、どちらも【血管】の病気である
血管疾患の一覧
 ⇒ 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
心臓 ⇒ 心筋梗塞、大動脈解離など

検定2:心筋梗塞・脳梗塞は、血管に【血栓】が詰まることで起こる病気
そもそも血栓とは、鼻血の固まりに似たものが、血管の中に出来る。体の細胞は、血管から送
られてくる、酸素や栄養で動いているので、酸素や栄養を運ぶ道である血管が詰まるとエネル
ギーが行き届かず、細胞が死に、組織が死に、臓器が死んで、命を落とすこともある。

検定3:血管を全て繋ぐと、長さはどれくらいになる?
約10万km(地球2周半分)
血管があるところには、血栓が起こりうる
※最新の医療機器を使えば、血管をはっきりと見ることができる。この機器は、血管に注射や
点滴などの針を刺すとき、血管が見えるようにして、針刺しの失敗を防ぐもの。

心筋梗塞や脳卒中の発症は、『血管がカギ』となる!!
血管は体の中を無数に巡っている!


検定4:心筋梗塞や脳卒中は、殆どの人に自覚症状がない場合が多い
殆どの人が、いきなり発症したと感じる
「心筋梗塞の予兆」
⇒ 階段を上がると、胸が圧迫する感じで痛みもある
「脳卒中の予兆」⇒ 一時的に手足がしびれ、ろれつが回らない
これらの症状が、予兆であると自覚している人は少ないそうです。

検定5:1月・2月に集中する、心筋梗塞や脳卒中は、なぜ冬に多いのでしょうか?
寒さで血管が縮むから
血液は体温のコントロールにとても大事な働きをしていて、
暖かい場所に行くと、体温を下げるために血管を広げて熱を放出しようとする
逆に、寒い場所に行くと、体温を奪われないように、血管を狭めて熱を放出し難くする
だから、寒くなる1月・2月に心筋梗塞や脳卒中が増える要因となる。


『発症しやすい時間帯』編

■1月・2月に急増!医師30人に聞いた
心筋梗塞&脳卒中を発症しやすい時間帯とは!?

1)お風呂の時間(心筋梗塞&脳卒中を発症しやすい時間帯)
特に、1月・2月のお風呂の時間が、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高い!

なぜ、お風呂で心筋梗塞や脳卒中が起こりやすいのか?
暖かい部屋から、寒い脱衣所・寒い浴室と、寒さで血管が縮み血圧が上がっていき、熱めの浴
槽内で最高に達し、温まって暖かくなると血管が開いてきて一気に血圧が下がる!この状態が
起こる冬のお風呂が、一番危険ということになる。

さらに寒くなるこの季節は、長風呂に注意!!
なぜ、冬場に長風呂をすると危険なのか?
体の熱を逃がそうとして血管が広がると、血液が下の方に溜まっていき、脳の血流が減り、脳
の血流も悪くなり、血栓が出来やすい状態になる!
お風呂から出る時の、めまいや立ちくらみは、脳の血流が悪くなっている。

お風呂に入る時に役立つ「予防」に関して
検定6:服を着た状態で、湯船のお湯を【洗い場】にひとかけすると良い
洗い場にお湯をかけると、どれだけ温度が上がるのかを検証すると、一気に洗い場の床の温度
が上がった。

検定7:湯船には、息を【吐き】ながら入る
寒い時、熱いお風呂に入るのに、息を止めて入りがちですが、これは、「いきみ(=息を止め
ること)」といって、血圧を急上昇させやすい!
お風呂に入る時は、息を吐きながら入ると、いきみを防ぎ血圧の急上昇を抑える

2)寝ている間(心筋梗塞&脳卒中を発症しやすい時間帯)
朝起きてこないので、様子を見に行くと布団の中で冷たくなっていた・・よく聞く話です。

検定8:就寝時に、心筋梗塞や脳卒中の危険がある人は?
いびきをかく人

検定9:なぜ、いびきをかく人が危ないのか?
いびきの医学的な危険性
寝ている時間、いびきをかく人が危ない理由は?
血圧が上昇、降下を繰り返し、血管に負担をかける危険があるから。
血圧が急に上がると、血管の壁に負担がかかり、傷つく可能性が高い
いびき(呼吸)が再開 ⇒ 血圧(上)
いびき(呼吸)が止まる ⇒ 血圧(下)
頻繁にいびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性が高く、いびきをかいた
り、止まったりするたびに、血管に負担がかかっていて、いびきをかいている間に、血圧は急
上昇したり、急降下を繰り返しているのだそうです。

3)朝(心筋梗塞&脳卒中を発症しやすい時間帯)
目が覚めてから1時間以内に集中して、心筋梗塞を発症している場合が多い

検定10:寒い朝にすると、特に危ない習慣とは?
トイレ、洗顔、ゴミ出し、犬の散歩、ジョギングなど・・
ごく普通の朝の習慣が危ない理由とは?
・寒さで血管が収縮している
・トイレでいきむと、血圧が上昇する危険性がある
・寒い朝に薄着で犬の散歩やジョギングをすると、寒さ&運動で血圧が急上昇!朝、犬の散歩
に行くときは、マフラーやコートなど、しっかり防寒対策をすること!!


対策を学ぶ『予防』編

心筋梗塞や脳梗塞は、血管に血栓が詰まって起こる
では、その血栓はなぜ出来てしまうのか?
その原因は「コブ」
血管の中に、コブが出来ることで、血栓が生まれやすくなる
バランスの悪い食生活を続けると、血管の壁に悪玉コレステロールが入り込み、コブが出来
る。

そのコブについての問題
検定11:血栓は、コブがどの状態になると出来る?
答えは、「傷つく」
なぜ、コブが傷つくと血栓ができるの?
コブに出来た傷が、血の固まりを作り、血管を詰まらせる
コブのある血管は、詰まりやすい危険な状態!!
自覚症状が無い場合が多いので、気になる方は医師の受診を!

検定12:ボロボロになった血管は、回復させることができる?
答えは「回復できる」
ボロボロ血管は回復する!!
血管内側の層は、生活習慣の改善で、ある程度回復可能
なかでも、近年の研究で明らかになってきた、ある「栄養素」とある「運動」がカギ!

ボロボロ血管の回復が期待できる対策
【食事編】と【運動編】

【食事編】
血管の回復が期待できる栄養素が含まれている食品
味噌・チーズ・玉ねぎ
バランスの良い食事を心がけたうえで、この3種を意識して摂取すると、血管にとって理想的
だそうです。
この中に入っている、血管にいい栄養素は、「LTP」と「ケルセチン」
LTP(ラクトトリペプチド)とは、
チーズや味噌に含まれる、近年発見されたアミノ酸の一種で、血圧低下、動脈硬化予防が期待
できる。
ケルセチンとは、
ケルセチンの持つ抗酸化作用によって、活性酸素による血中ダメージを防ぎ、血流をよくする
と考えられていて、さらに、血管の内部を修復する働きもあるそうです!

ケルセチンは、玉ねぎに多く入っていますが、どれくらい入っているのかというと?
可食部100gあたり、ブロッコリーが2mg、リンゴが4mg、なのに比べて、玉ねぎのケルセ
チンの量は、28~50mgとダントツ!!

さらに、玉ねぎの皮を剥いて、1週間程度太陽光に当てると、
ケルセチンの量はさらに3倍になる
そうです!

血管の回復が期待できる
池谷先生のオススメレシピ
≪チーズ入り玉ねぎの味噌汁≫

【運動編】
池谷先生考案の「桃太郎運動」
ノーベル賞を受賞した研究成果を取り入れた運動で、体がとても温まり全身の血管が開いて血
流がとても良くなる運動だそうです。

桃太郎運動
1)椅子に座った状態で、足を引き寄せて、15秒間止める
ポイント!は、血流を止めるイメージで、足をギュッと引き寄せ、口を開けていきみ過ぎない
ようにする。
2)一気に大の字になり、手足を揺らして血液を流す
先生は体を起こす時、「桃から生まれた桃太郎」と言いながら、大の字になっていらっしゃい
ました。
一旦止まった血液の流れが再開することにより、血液の流れが血管の壁を刺激して、NO(一
酸化窒素)が出る。このNO(一酸化窒素)が、血管の壁をしなやかにして、傷ついた血管を
治す。

この発見で、1998年、アメリカのルイス・J・イグナロ博士他が、ノーベル医学・生理学
賞を受賞!

この運動で、手足がジンジンした感じがして、この時に止まっていた血液が流れ始め、NOが
出て、血管がしなやかになり、全身の血液の循環が良くなるから、肩こり解消にも効果が期待
出来る。

桃太郎運動は、立って行うと立ちくらみなどを起こして、危ない場合があるので、椅子に腰掛
けたり、ベッドの上で寝転ぶようにして行うと良いそうです。

この検定で、8問以上の正解なら、検定1級だそうです!

心筋梗塞&脳卒中 予防と対策!!
◎心筋梗塞&脳卒中のカギは、『血管』
◎『チーズ入り玉ねぎの味噌汁』で、血管を丈夫に!
◎『桃太郎運動』で血管をしなやかに!



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